sixtyseventh.diary

とりとめはない

3歳観察メモ

午前中,クーピーとらくがき帳を与えて落書きをさせる。「おしりたんてい」や「かぐや姫(歯が一つバイキンにやられてなくなっちゃった)」などを描いている。歯を描きたがるのでかなりグロテスクな感じを受けるが我慢して黙っていた。らくがき帳の一番後ろ,裏表紙的な灰色のダンボール紙に絵を描きたい,と3歳が言い出す。そこに描くのはらくがき帳全部に描いてからにしたら,一度きりしか描けないし。と止める私。3歳は白い紙に赤いクーピーを雑にぐりぐりと塗りつぶし,また紙をめくろうとする。そんな雑に描いて全部埋めるの? それはやめてほしい,と注文すると,3歳は悔しそうな顔でしばらく見ている。

「これ,ほね」「骨?」「うん,くじらの……」「(疑う視線)」「くじらのあたまのほねだから」「えー……,そう……」

3歳なりに何らかの機転をきかせようとしたのではないかと面白いなと思う。コミュニケーションが比較的出鱈目な年頃。