sixtyseventh.diary

とりとめはない

2020-12-24 イブニングクリスマス、ナイト!

クリスマスイブから大晦日までの一連の年末の感じが本当に好き。子供のときから、年末が好きだった。みんな浮足立っていて、なんとなく、新しい年に期待をしているような、来年こそはというような、そういう感じが街中に溢れている。

新年は寂しい。改札に向かう友だちを見送るような、振り向かれるような振り向かれないような寂しさがある。門松があちらこちらにトゲトゲ立っている、街はもうキラキラせず、寒い朝をやっている。やっぱり寂しい。

 

さて、クリスマスプレゼントを、というか、親しい人にプレゼントをあげるのが好きです。この人、こんなもの喜ばないかしらん、と棚をじっと眺めているのがたまらなく好き。

プレゼントしなければならない、というのはどうにも苦手なのですが、よし!プレゼントしよう!って、誰かのことを考えていると、寂しくなくて楽しい。買い物中に、ふと、これをあの人にあげたいななんて思い出して買って渡したりするのも楽しい。

感謝されたいとかお返しがほしいとかはあんまり考えておらず。多分どこかで、好きな人、一緒に時間を過ごし続けていたい人の空間を、プレゼントという依代が少し侵食するのを楽しみにしているのでしょうね。私の楽しみはいつもじっとりしている。

 

人からプレゼントをもらうと、そしてそれが私のことを真に考えられたものなのだと思うと、とてもとても幸せな気持ちになりますね。だから、私は人からプレゼントをもらうのも好き。プレゼントをあげたくなるような人に出会えることや、そんな人からプレゼントをもらえるような幸せを、一年に一度くらい噛み締められたらいい、なあ!