sixtyseventh.diary

とりとめはない

2021-01-12 Tuesday 道なき道を行く

平日の朝は子どもを保育園に送る道すがら、今日は何をするか考える。あの時間にあの用事があるから、あの日にあの用事があるから、と考えて、今朝やることを考える。

行きつけのドトールで仕事をする。中央通りに面したガラスがひび割れていたけれど、無事に直っていた。大晦日の夜に、割られてしまったらしい。御徒町の治安は、まぁ良くはない。ご祝儀でアイスコーヒーをMじゃなくてLにする。実のところ、MサイズとLサイズの違いがよくわからない。

面接の後の昼ごはんは牛丼。豚汁が温かくてうまい。仕事をしているうちにあっという間に保育園の迎えの時間になり、私は歩いて保育園に向かう。雨が降るのか降らないのかよくわからない冷えた夕方。子どもは歩きながらずっと喋っている。次のハロウィンには、やさしいオバケと遊ぶのだそう。でも、公園には行かない、他の子どもが怖がってしまうから、と教えてくれる。彼女の脳内には私にはわからない世界がもう出来ていて、なんだか感動する。どんどん私の知らないあなたができていて欲しい、あなたの知らない私がたくさんあるのだから。

今日はささやかで重大ながっかり案件があったので、どうしても仕事に打ち込まざるを得なかった。クリティカルじゃない、本当にささやかなことだけれども。がっかりしたなぁ、と大きな声で言うほどでもない。仕方がないことに対してずいぶん諦めが良くなったと思うし、あるいは、諦めてるフリで代替案を密かに手繰り寄せるのもうまくなったと思うし。ずるい大人になったもんだ。大人ってこういうことなのか、いまだによくわからない。

親から無理やり離れてもう10年以上、かなり勝手にやってきたな。これからも勝手にやるだろうな、私の人生のケツは私にしか拭けないからなぁ。明日COVID19にやられても、後悔しないようにやるには、誰にばかだと言われても、誰に見下げられても構わない。そうしてみんな刹那的に生きていっているのかもしれない。刹那的な思いが積み重なった世界に将来はあるのか。そんなもんあってもなくても私個人には大して関係はない。誰かがそれは、決着をつける、神様か、悪魔か、知らんけど。