sixtyseventh.diary

とりとめはない

2021-01-23 演じてた君に恋して 素の君に惚れ直して

シャワーを浴びないとと思って起きたはずなのに布団でダラダラする朝。食事を摂って、子どもと喋る。かじったりんごのマークのPCブランドに興味があるらしい。

95年か96年頃には、家にMacintoshがあった。なぜ母がPCを欲しいと思って買ったのかは分からない。度々フリーズするので再起動コマンドが数種書かれた三角柱の紙がPCのそばにあった。タイピングゲームとペイントと子供向けゲームくらいしかしなかったけれど、小学1年生くらいの頃からPCのある生活に慣れていたのは、同世代の中では割合早い方だった。パソコン通信をしている様子を見せてもらったりしていたが、そういえば父はちっともPCを触らなかった。関心がなかったのかもしれない。

用事があって出かける。品川駅の駅ナカに喫煙スペースのあるカフェがあったのでなかなか助かる。普段使う駅にはそういう気の利いたものはあんまりない。そもそも駅ナカが拡充しているのは……上野駅、そんなに便利じゃないと認識しているんだよな。本屋もあるし惣菜も変えるけれど、滞留するには私にはイマイチ魅力的ではない。駅を出た方が余程魅力的だからか。

帰るところで乗ってみたかった新型車両に乗って満足。遠いかと思いきや意外とあっという間に地元の駅に着く。雨は降っていても風がなければ、そんなに辛くない。鞄にラップトップが入っていたら別。

帰宅してからテレビを見て、子どもの今日の話を聞き、夕飯。なんとなく飲酒をし続けてしまった。部屋に雑に積んだ衣類を片付ける。先日高円寺で買った古着のシャツのボタンが大分取れていることに気がついたまま放っておいているので、明日は出来たら御徒町にボタンを買いに行きたい。雨や、もしかしたら雪が大変なことになっていないことを祈る。

私はあんまり人に質問をしないかもしれない。関心がないのではなくて、聞くことで気を害したり、聞いた割にすぐ忘れてしまったりするコミュニケーションの失敗を恐れてしまう。それから、いま、どう感じているのか……何を見て何を聞いているのか、そんなことが気になることのほうが多い。言葉にできなくてもよくて、知りたいと伝えたい、そんな風に思う瞬間が愛しい。