sixtyseventh.diary

とりとめはない

2026-03-31 令和7年度しめ総

いや1年ほんと頑張った。疲れもしたが、とにかく頑張ったとしか言いようがない。

新たな中途採用枠で入ったもんだから、勝手に気負っていたのもある。周りはそこまで気にしていなかったかも、と今となっては思うが、とにかく、なんというかお手並みは見せねば!!! と思っていたように思う。そのおかげでだろう、雪だるま式に頼まれる仕事は増え、しかし私の仕事を明け渡す若手などおらず、小さなものから大きなものまで動かす力だヤンマーディーゼルになっていた。

初めての業界ではない。複数の規模で経験があるが、他方で、ドンピシャの事業担当は初めてではあったと思う。しかし、お作法は傍目で見て理解しやすかったのは幸運だ。とはいえ、相手によって、立場や言うことは同じなはずなのに少しずつ対応のレバーが違う。こうしたほうがいいかな? と思ったらなめられたりするし、属人的に、この人にはここまでが恩になるし、ここからはなめられるポイントになるし、と判断してコミュニケーションしないとならない。かなり、営業に近い仕事だと思う。なめられた結果の対応が忌まわしき前例になるのは、私は避けたい。

春は、もうあまり覚えていない。夏は、忙しないトップダウンの動きと、年度の大きい動き。秋は、その大きい動きの後処理が続き、冬にはでかいトップダウンの事業が湧いて出てきて屁理屈祭りが続く。冬はもう、その事業と予定されてた訳わからん規模の事業のさばきで、予定されていなかった業務が加わり、年明けからはもう家のことは全然できなくなった。白髪も増えてしまったし、職場で3回くらい泣いた。

次の年度は私のなかでは少しは希望もあるし、そもそも、でかい事業にかかわりたくてもかかわれないものでもあり、この会社での手土産を作っている良さはある。あんまり詳しくないがなんか尊敬している南場陽子氏は、仕事のご褒美は仕事と言っていたらしく、私は精神的にマッチョ志向なのでそれには大いに首肯する。

新しい年度が今よりマシかは分からない、なぜなら、今が悪いのかさえあまりよくわからないのだ。悪い、とは言えない。同僚にも上司にも恵まれている。諸般の事情で今は難しいが、在宅勤務だって出来るし、何より、飽きることはない。今までのキャリアで経験したことも活かせるし、髪の毛は青いが怒られていない。

今の職場を、懐かしく、そして、あのときはよかったなぁ、と呑気に回顧することがあるだろうと、渦中にいる今でさえ確信する。不条理なことも多いし、納得してたまるかよ、と思うことも多々あるが、今の会社のいいところは、上が決めたことをやらされるという以上、責任は上が(たぶん)とるところだ。この事業がひどく失敗したとて、個人的に悔やむことがないとはいえないが、しかし、一義的には私が職員としてとるべき責任など(ケースにはよるものの)ない。この気楽さたるや。民間ベンチャーのつらいところは、うまくいかなかった責任は何らかのかたちで負いつつ、裁量があると思いきや、株主なり、直接の責任を負わないものなりの口出しがあり、そこに忖度せざるを得ないところにある。株主はクソで、無知な市民よりよほどたちが悪い。

次の年度も、長期休職せずに乗り切れるといいのだが、増えゆく白髪をどうすればいいのか、と考えあぐねている。白髪染めはいたちごっこすぎるのよね。私が私なりに最善を尽くした結果、ひとりでも、オッいいね、と思ってくれるようなことを、引き続き狙えたらいいな。今の仕事は大変だし、答えもないし、クソほど叩かれるが、でも、やりがいは大きい。今年度の働きを高く評価してくれた上司にも感謝。どう転ぶか分からない新たな会計年度に、乾杯。