sixtyseventh.diary

とりとめはない

2026-03-10 東京大空襲の日

戦火の記憶を、街がふと思い出したり、もう忘却していたり、そんな東京である。

もう1月も2月も私の中では仕事限界量だよう、過労死ラインに達していなかったらいいのかよう、みたいな日々を過ごしていた。先週中ごろにいろいろあって心がやばい感じになったので2日有給をとり、散財し、どうにか戻った昨日月曜であった。休んでた分かなり取り戻せたからパニックになってただけで意外と割り切ればなんとでもなるんじゃない? と高を括っていたのだが、なんだそれはという仕事をありがたくいただいたので、なんだそれはと思いながら娘の迎えにいき帰宅。

幹部が今朝思いついた仕事が振ってくるのはいいが(よくない)、再来週末までに幹部報告ね! みたいなスピード感どうかしてる。幹部に実施の了をとって、実施して、その結果を報告?! あと12営業日で?! デスクトップリサーチとかそういうのでもなくとにかくですね……そんなんやったことないやんけ誰も……みたいなワクワク仕事が降ってきて、年度末が加速しています。昨日の帰りはあんなに高を括っていたのに……どういうこと……。

適当にやった感出すか、としておきたい気持ちと、ぬるいことして後悔したくない、という気持ちでせめぎあっている、いや、であれば明らかに後者。うまくあるな、きれいであるな、心地よくあるな。しかし家庭と私の精神安寧が極めて不安ですね。ああ、壊れたくない。

2026−02−16 メカニカルキーボード購入日記

ニューギアをやってしまった。そもそも、基本給の7割近くの残業代が積み上がっていたのが悪い。積み上がった残業代すべてが手取りにはならないが(体感半分くらい)、あぁ、そんなに増えるんですね……とはビビった。とともに、時間を投資した分回収すべきなので……!

ZEN 65 Ultraを購入してしまった。ただの事務職員なのに……。いや、結構長い間、欲しいなぁと思っていましたよ。思っていたけどかなり値段が張るので、いやぁ私なんかが……とためらっていたんですけどね。急にこんな、いや、急じゃないけど、残業のストレス発散かつ自分の環境への投資くらいさせてくださいよ。もうね、リースのWindowsのJISキーボードで一生メール書きまくっている私の気持ちになってくださいよ。家ではUSキーボード使ってるので辛いんですよ、ほんとに。@の位置が家のPCと会社のPCで違うんですよ。わかりますか。

いやしかし先月は本当に辛かった。正月休みもあったのに、70時間も残業する羽目になるとは思わなかった。それでも別に私だけめっちゃやってたわけじゃないが……。おかげでいいこともあって、8時に出勤しないといけないので、夜遅く帰ってから晩酌なんてとてもやる気にはならないわけですね。なので、飲酒量やそもそも夕ご飯をおろそかにしたりしたものあり、痩せましたね。三が日ごろより4kgは落ちたんじゃないでしょうか。気分を良くして今月も原則として仕事の前日はノンアルコールを継続していますね。おかげで、朝多少元気ですね。なんなら先月から雑な弁当(タッパーに米とウインナーなどを詰めただけ)を持っていっているので、太る要素が減らせています。

打鍵のチェックでだらだら日記を書いてみていますが、いやぁいい音だなぁZEN 65 Ultra。

アキヨドで出会った相棒

こうなるとMacBookAirにもトラックボールを接続したくなるわけですが。まぁMacBookAirにはあまりプロダクトとしての恨みや不安はない。会社の端末が辛いのですが、備品の金の出どころを考えるとExcelが大きなストレスなく開くだけでも感謝するしかない。前にいた公の職場ではExcel開かないときあって地獄でしたからね。メモリ不足だったんだろうと思っている。

明日、会社にこの鈍器ギア持っていくんです。楽しみだなぁ。人生完全に煌めいてきた。会社にはトラックボールを持ち込んでいるので完全に大丈夫です。悲しいときもこいつと仕事する、と思う。あと1ヶ月半で2年目か。あまりに怒涛の1年間になっているなぁ。

ちなみに今日は処方薬を取りに行くという重大ミッションと、キーボードをアキヨドで物色するという重大ミッションのために定時30分以内に上がりました。先週もメンブレ寸前だったので定時直後に帰った日がありましたが。お金もらえると思うと残業も悪いものじゃないですね。だらだら居残る暇もないので、まぁ必要ならやるし、必要ないならさっさと帰りましょうというのは変わりませんね。

あぁ〜キーボードさいこう……! ゲーミング感あるバックライトは想定外だったけど、もうそれさえハッピーですわ。明日からもイキっていくぞ事務職員。

2026-01-04 福井、嶺北の旅のメモ

今回の休みは福井の嶺北へ。15年ほど前、真夜中の敦賀で始発を待った記憶があるけれど、あの時の静まり返った空気とはうってかわって、今の福井は新幹線延伸の熱気と恐竜への異様な投資が入り混じっていて面白い。

​2日目の夕方、恐竜博物館を楽しんでからえちぜん鉄道に揺られて勝山から福井へ。車窓を流れるのは、どこまでも途切れない塊の集落。東武線の北側や長野のそれとは密度が違う。

銀鼠色の越前瓦に、焼杉の黒、そして冬の湿った雪から家を守るための、鎧のような金属の壁。立派な家には必ずといっていいほど手入れの行き届いた松が植わっていて、そのちゃんとしている佇まいに、この土地の堅実さと、剛健な豊かさを感じる。浄土真宗の信仰が厚いと聞いたが、家を整えることがそのまま仏への、あるいは地域への作法なのだろう。

​集落を縫うように走る水路は、驚くほどかさが高い。民家のすぐ脇を、九頭竜川の支流とおぼしき水流が勢いよく流れていく。

冬はここに雪を投げ入れて流し去るのだという。空には巨大な送電塔が連なり、足元には轟々と水が流れる。福井の風景は、こうした生活を維持するためのインフラがむき出しになっていて、それがかえって力強い美しさを作っている。

宿泊した​あわら温泉は、明治開湯の歴史もあってか、渓谷の真ん中に無理に建てた鬼怒川のような廃墟感がない。宿が整然と並び、その間を廃線跡のまっすぐな道が通る。

福井で聞こえてくるのは、サンダーバードが運んできたであろう関西弁ばかり。ここは名の通り関西の奥座敷なのだということを、耳から実感する。ふるさとの訛はないが、東西の旅仲間、他生の縁など思いやる。