sixtyseventh.diary

とりとめはない

ex-転職と今の状況について

これくらいは書いておこうと思ったので書く。

前職を辞めた

今振り返ると割といい職場だったと思っている。ずいぶんスキルアップ出来たし(自分のおかげで),メンバーの落ち着いていてかつ話が合う,あるいは学ぶところが多いところもよかった。 なんで辞めたのか,今でも辞めなくてよかったんじゃないの? と思うながらにいくつか要因がある。

  • 管理部門が手薄すぎた(誇張じゃなく,採用以外大体タッチしていた)
  • 自分の仕事のうち経理・会計の比重が自分の意図と反して大きくなっていた(私は上司に何度かHRスキルを高めたいと伝えていた)
  • ひとりきりで年次決算を回していて,合理的な判断や直観を信じられないくらい疲れていた(監査も税理士も自分一人で対応していた)

そんなことで? かもしれないが,いただいている収入に反して出来すぎでは? という疑念が拭えなかった。あとはメンバーサクセスなんてやってもやっても報われない。基本的に不満しか出てこない。そういうところに疲弊してしまったところで,逃げたいという欲求が強くなってしまった。これは合理的な判断ではない。ただの,疲れだった。

現職について

上記のような状況でてきとうに転職活動ムーブをし,大していろんな会社の話も聞かず(忙しかったから),まあいいかという気持ちで入った。事業というか,プロダクト自体は結構いいと思っているが,オファー年収と雇用契約の月額の乖離,面談時と異なる業務へのアサイン,なんというか全体的に特定の会社から来ている人が多いがゆえでのカルチャーアンマッチ,そんなあれこれが重なって辛くなってしまった。完全に体調を崩し,行こうとしても身体症状に出る,という状態にまでなってしまったので,これは駄目だろうなあと思っている。 ただ,会社が悪いというか,とにかくアンマッチだったのだ。残念ながら。これを解消する見込みと,私がexitする見込み,どちらが高いかというと。

どういう仕事をしたいかについて

カジュアル面談をしていると軸をよく聞かれる。

  • 私がスキルを極めたい分野において理解があるか
  • diversityが当然に認められている環境か
  • 誠実さがあるか
  • (事業内容に共感できるか)

概ねそんなところだと思う。大きな企業で仕事をしたいとは今でも思っていない。かといって,スタートアップならなんでもいいというわけでも当然ない。 結局,ひとに会ったときの「楽しかった」や「ちょっと違う気がする」の直感は,私にとって結構「合っている」or not にすごく沿っているのである。ここはうまく論理的に説明できない。単なるバイアスかもしれない,とも思っている。それでも,私が曲がりなりにも区役所にいられたのは,5人の管理職と話しながらも「なんか違うな」があまりなかったからとは言えるかもしれない。60歳まで働くのは勘弁だなと数年後に思うにしろ。

お金について

あれば困らないが,本心から,賃金よりは任せられる業務がフィットしているか,組織に対して変な直感がなかったか,としか言いようがないと思う。賞与や退職金,各種手当にはあまりこだわっていない。間接部門において卓越したスキルがない以上,多くを望まないようにしたいなと思っている。が,家賃はちょっと高いので(それでも山手線徒歩圏の中ではマシだろうが),最低限度はある。あと,3776見に行ったり旅行したりしたいし。貯蓄も多少はしたい。

So what?

いや,なにもない。ただ,30歳の今の状況(社員として行う仕事について)を書いておいてあんまり損はなさそうだというだけである。手書きの日記は,子どもの保育園の連絡帳を書くようになってからあまり書く気にならない。似顔絵的なイラストも毎日描いているし。削れて減りながら進む,あくまでも,である。