sixtyseventh.diary

とりとめはない

2022-01-24

息子が感染性胃腸炎になってしまい、険しいここ数日である。一番しんどいのは息子だというのは当然として。

私はまず、嘔吐が怖い。嘔吐が怖すぎて予期不安でパニック発作が出るくらいには嘔吐が怖い。嘔吐したい人なんかいないのもわかってるけど嘔吐が怖いので、自分が感染性胃腸炎になるのがめちゃくちゃ怖い。ノロウイルスが怖くて、牡蠣はほとんど食べなくなった。生牡蠣大好きだけれど、生牡蠣食べないだけでノロウイルスのリスクが低減するなら我慢する。仮に、ビールやめたら感染性胃腸炎になることはほぼないですよと言われたら、ビールやめると思うくらいには感染性胃腸炎が怖い。

で、子供が感染性胃腸炎になると大人はかなり逃げられない気がしている。まず、彼らは突然戻す。躊躇なく戻す。そして、それを処理するのは大人である。例えば、片付けるから待って! みたいなのは1歳児には通用しない。動き回るので、1歳児処理班と、現場処理班が必要になり、前者はマスクや手袋をする余裕があまりない。後者は一応できる。汚染可能性の高低でタオルを分けるようにもするが、徹底しきれない。次亜塩素酸水の消毒も無事に効果が出ているのか分からない。とにかく、胃腸炎の子供と暮らすと、もうあとは幸運に祈るくらいしかできない。人事を尽くして天命を待つ……ではないが。

感染性胃腸炎怖すぎて久しぶりにパニック発作が出て臥せってしまった。パニック発作だろうと思ったのは横になって40分ちょっとで具合の悪さが落ち着いたから。そのあとご飯を食べて、今のところトラブルはないが、やはり妙な緊張感がずっとあって疲れる。

感染性胃腸炎、メジャーな感染症の中で一番怖いかもしれない。嘔吐を伴うものは基本的にはもうほんと怖い。不安でしょうがない。逆流しない食道用ギアの開発が待たれる。