sixtyseventh.diary

とりとめはない

ふりかえる(新2年生/現1年生2月)

グノーブルに新2年生から通わせるようになってはや1ヶ月。算国3回、理社1回を終えて、我が家の新2年生2月を振り返っておく。中心人物である子どものことを、ふりかえる記事ではGとする。なお、この記事にアフィリエイト広告は含まれません。

用意し使っているもの

三色ボールペン

ジェットストリーム 新3色ボールペン SXE3-507|ボールペン|三菱鉛筆株式会社

保護者のコメント用と、普段何かと便利なので。ジェットストリームのこの種類は、いろんな色があってよい。Gにも同じ種類のものを買ってあげた。

赤サインペン

ぺんてるサインペン | ぺんてる株式会社

小学校の宿題の丸付けでも使用。どこでも買えるし、丸がついているかどうかわかりやすい。Gの弟、Bの手の甲に名前を書くと、丸一日くらい消えない。

クリアファイル

クリヤーブック〈ノビータ〉|コクヨ ステーショナリー

A4サイズを2種類、ひとつは解説・解答を入れる用途(ポケットブック)、ひとつは国語の文章冊子を入れる用途(クリヤーブック)。Novitaは前から気に入っている。

ポストカード

minne.com

宿題以外の勉強をしたらマークする用。ラジオ体操のスタンプカードのイメージです。カレンダーポストカードがとてもかわいい。はさみみ屋さんがカレンダーポストカードを出さなくなったらどうしよう。

こんな感じでハートマークをかいています

スケジュールノー

キャンパス スタディプランナー 勉強のスケジュール管理に|コクヨ ステーショナリー

毎週の勉強管理・観察用。保護者が記録して、使う。子供用ではない。毎日の予定は立てず、週ごとにやってもらうことを書き出しておいて、その日ごとのコンディションを見て量を検討する。疲れていたら、やらせすぎず、応援したらいけそうな場合はなるべく進める。出来たら週に2日は、さほどグノーブルの宿題が残っていない日にしたい。そして、適当に過ごしてほしい。時間は、できれば毎日30分から60分程度学習する習慣をつけてほしい、という観察用。何分やるとは決めていない。

自由度高めだが枠もあってちょうどいい

実際に塾通い関連でやっていること

一ヶ月のプリントの量。まだまだです

毎日の「基礎力テスト」

いわゆる計算ドリルのようなもので、10問未満を毎日5分程度やっている。難しい問題は出ず、今月は2桁の加減と図形の写し取り、簡単な数列くらい。一部、割り算やかけ算の考えのもとになるような問題もあるが、九九を覚えている必要はない。

算数「計算マスター」

毎週、授業で配られる。B4両面、それぞれ20問から30問くらいの(だいたい)一行問題。基礎力トレーニングと類似の内容だが、今月は時間の加減(繰り上がり・繰り下がりなし)もあったので、それは一応小学1年生の課程外かもしれない。Gはさほど苦労していない様子。

算数 授業プリント

毎週、授業で配られる、16ページ+復習テスト2ページのB4の束(ホチキス止め)。このプリントの奇数ページを授業中解いてくるが、クラスの進度*1によって何ページやるかが変わる様子。偶数ページは基本的には奇数ページと全く同じ問題。復習テスト2ページは、前回の授業を踏まえた復習の内容になっており、問題の数字が違ったりする。

これはやらせ方に多少コツが必要で、奇数ページと偶数ページを近い日に(例えば、連続する2日とか)やらせると、微妙に答えを覚えてしまうことがある(とGを観察して、推測している)。そのため、手を付けていない奇数ページは週の前半に済ませ、偶数ページは週の後半に持っていく、というような管理をしないと、あまり復習にならない可能性がある。そこまで気を使うようなフェーズでもない気がするが、答えを覚えて済ませればいい、という癖を覚えると、のちのち本人も苦労するのでちょっと気をつけている。

国語 授業プリント

毎週、授業で配られる、B4の束(ホチキス止め)。20字から50字程度で書けそうな記述問題が3題程度、今月は授業内で全て解いて丸付け・直しも済ませてきている。記述問題の丸付けは私が苦手なので、済ませてもらえるとありがたい。取り扱う文章はB5サイズで別綴じになっている。文章の出題センスが良いのでグノーブルにしたと言っても過言ではない。

授業プリントには「綴り方教室」「言葉の迷宮」「漢字道場」「書いてみよう」も一緒に綴じられている。基本的には、授業のあった日は帰りが19時過ぎになるので、負担も考えて国語授業プリントの音読と、先述の基礎力テストだけやってもらっている。楽しそうなら、文章の内容に沿ったイラストをB5サイズの冊子の表紙に描いてもらっている(かわいい)。

「綴り方教室」と「言葉の迷宮」は、低学年ならではかもしれない。「てにをは」や「句読点」を適切に扱う練習をするのが「綴り方教室」で、語彙力を高めるためにやるのがクロスワード形式の「言葉の迷宮」。これらを授業中にやるかどうかは進度によるのだろう。Gは途中まで、またはすべて済ませて帰ってくることもある。この「言葉の迷宮」が結構難しく、「玄人」「仲人」「行司」なんて語彙まで出てくる。もちろん、保護者と一緒にやることをグノーブル側は推奨している。

「漢字道場」はいわゆる漢字ドリルのような内容。文章が小難しい(「コン輪際、口を聞きたくない」くらいの難度)。辞書引きの練習にも出来そうだが、そこまでやらせるフェーズでもないので、保護者としては「辞書で引いてみたら?」くらいのアシストにとどめている。漢字自体は見る限り、小学1年生課程内。

「書いてみよう」は2月の現時点で唯一提出の必要な宿題となっている記述問題。一題。私は、Gと問答しつつ、問いをほぐして、詳しく書く練習をしてもらう練習にあてている。一人でやってもらってもいいのだが、そこは2年生(なんなら1年生)、かなりそっけない文章になるので……。

なお、国語も復習としてもう一度解けるようになっているが、うちでは今のところそこまでやっていない。やれと言われていないから(逆に、他はやることを勧められている──が、一応、テンションとしては「マスト」ではないっぽい)。

理科 授業プリント/社会 授業プリント

月に一回、授業で配られる、B4の束(ホチキス止め)。授業が土曜日なので、帰ってきてからどんなことを習ったか聞きつつ、確認問題を解いて、テキストに戻りつつ復習する。このとき、保護者が思い出したことをランダムに話してもいい。オリエンテーションで「1ヶ月かけてじっくり復習せよ」というような説明があったので、いくつかある問題や読み物を4週分に分けて、ToDoにしている。

理科社会があるのでグノーブルにしたというのもある。Gが、保育園のときから理科や社会を本当に楽しみにしていたのだ。小学校には生憎理科社会がなく、でもまだ興味関心が強くあったようなので、グノーブルの理社だけ受けさせようかなと思っていた。体験授業のテキストを見て、国語のテキストのセンスが抜群だな! と感動し、4科受講にいたるのである。

ただ、誤解されるだろうが、先取りをさせたいという気持ちはほとんどない。いま、理科や社会の語句を暗記しはじめる必要は一切ないと思っている。時間の余裕があり、なおかつ面白そうだと思うあいだに、学べることがあれば学んだらいいじゃない、というスタンスである。促成栽培だとか、黒潮だとか、そういった語句を今覚える必要は本当にない(覚えたければ覚えてよい)。

前段で言っていることと多少の矛盾を覚悟してさらに述べれば、4年生から本格的に受験勉強スタイルに入っていくと、理社の面白みを味わう時間が減っていく可能性は高い。算数の負荷が高く、国語もなんとなくでは解けなくなっていき、しかし、現実的な問題として算国に比べて理社の得点比重が低い試験は珍しくない。暗記する必要性が生まれる前に、こうなっているんだ、とか、なんでそうなるんだ、とか、興味を持っておくのは大切なことだと思う。と思って博物館を連れ回したりもしているが、ともかく、余裕のあるうちにやる理科社会ほど贅沢なものはなくて、そういうものを私は子どもに与えたいのである。私はそんな余裕なかったので……。

一日の大体の流れ

朝勉強は保護者の胆力がなく、していません。いつか取り入れるかも。

帰宅後、学校の宿題(15分程度)と、次の日の学校の支度。ピアノの練習(15分程度)。

ピアノの練習後、宿題以外の勉強時間(30分から60分程度。やることが終わっていれば5分くらいで終わる日も)。

勉強後、ゲーム(30分まで)。夕飯、自由時間、風呂、自由時間、就寝(22時くらい)。

宿題以外の勉強について、1月中旬に「宿題以外の勉強も、やるべし」とGと合意したのち、毎日私から声をかけるようにした(「一緒にやろう」とかそういう方向の声かけ。あくまでも不必要な範囲なので、「やらないの?!」とか怒らない)。おおよそ4週間経つ頃には、声をかけなくても基本的には自分で基礎力テストを始めるようになったので、手を付ける習慣をつけてくれたのだと思う。ありがたい。どこかで振り返るかもしれないが、とにかく保護者が自律的に始めてくれと願っているとうまくいかない。穏便に気持ちよく始めていただく、そして、気持ちよく学習時間を経験していただく、そのような心がけが欠かせない。ホスピタリティで始める余裕を持っておくのだ。

その他、中学受験関連のこと

今月は特になし。来月は春期講習がある(6日間……)ので、どう気持ちよく過ごしてもらうか考えている。Gは「グノーブル、意外と簡単かも!」と言っていたが、そのすぐ後に「算数ちょっと難しいから苦手なんだよなぁ」と言っていたりもするので、とにかく、今習い事に真剣であること自体尊いのだという姿勢を大切にしていきたい。

使った授業プリントをいつまでとっておくか、復習テストが特にないうちは適宜処分かなぁと思いつつ、なかなか覚悟が決まらない。B4のプリントの収納性の悪さよ……。SAPIXやグノーブルに通わせている保護者がみな頭を抱えているはずで、スキャン以外のソリューションを生み出したらそれなりに売れる気がする。スキャンしてアーカイブするほどの情報かというと、結構微妙な気もするんだよね。テキストの質が悪いとかでなく、単純に、そのアーカイブした情報をどう使うのか、いまいちイメージがつかない。何周も解く余力や、数ヶ月前のプリントを見直す時間、あるかなぁ。

また、来月かなんか、ふりかえる意味がありそうだったら振り返ります。

*1:とはいえたくさんクラスのある校舎ではない、まだ2年生だし