sixtyseventh.diary

とりとめはない

無題

どちらが夢か分からない、夢を見ていた、夢だったということにしたいと思った、だから可能な限り布団にもぐりこんで向こう岸のような顔をしていたかった。

一方、頭の中ではうずまき続けていた、答えを出す気のない思念のフローを私はそのまま脳内に放っておくことにした。

最大公約数のような正解はいつだってそこに明らかにあって、こうだったらいいのにという別解もここに明らかにあって、どちらを選択するでもなく、私は直面しないことにする。

何も考えないようにしたいと思った、だから、私は全く関係のないことを書き続けた、書き続けていたら考えないで済む気がした、でも、永遠に記述し続けられるドキュメントなんてない。

考えなくても思っている、それがいけないのだ、でも、思わないことは出来ない、心臓を止められないように、思うことも止められない。考えなくても、ずっと思う。思っているのだろう、明日も。明後日も。来週は、分からないけれど。