sixtyseventh.diary

とりとめはない

2021-03-10 今ここにいるあなたをぎゅっと抱きしめるの

特に日記を書く日書かない日にこれといった区別はない。

先週から今日までをざっくり振り返ると、相変わらず花粉症で地味に不調が続いており、ピアノはぼちぼち練習して少しずつ思うように弾けるようになってきて、仕事は時間的にはハードではないがそれなりに自分を追い込みつつストレッチ、そんな感じでとりたてて、一週間の中のトピックみたいなものはあんまりないのだった。

そういえば、なんとなく他社の面接を受けており(転職活動というよりは、ヘッドハンティングなりなんなりがあって関心があれば話聞く感じ……)、2年近く前の転職活動に比べると随分被選考者としてアピールするのがうまくなった気がするのである。自分という商材をアピールする方法や、そのエビデンスが今の仕事を通じて補強されてきた感じ。とある面接で、私に対するフィードバックをお願いしてみたのだが、何より、ロジカルに話すと言われたことが嬉しかった。コミュニケーション……何か、きちんとした(い)コミュニケーションをするときには、いつも、論理的に考えた頭の中を着実に面前に展開したくなる。そういう心がけに気付いてもらえたということは、きっと相手も論理的な伝え方について心がけている人なのだろうなと安心する。

一方で、まあ別に現職をどうしても辞めたいとかはなく、ものすごい不満があるとかでもなく、有り体にいえば「市場価値を知りたい」がきっかけではあるものの、ミイラがミイラとりになったりするわけで……。キャリアについてどう考えているか、という会話を複数回してみると、自分の志向性が具象化されてくる、ような感覚がある。とはいえ今の仕事(職掌として)をずっと、10年とかやった先に、私はどうなりたいんだろうか。というのは分からない。未知の世界のための眼鏡のような存在でありたい、と3年後も思っているだろうか?

キャリアへの展望よくわかりません、ではそろそろ怪しい年頃も近づいており、しみじみ仕事だけしてるってわけにもいかないね、と思うのである。仕事だけした先に、裁量もない、若さからくる勢いもない、そんなミドル世代になるのは嫌だと強く思う。

さて、明日は黙祷を忘れない。