sixtyseventh.diary

とりとめはない

2021-09-03 夜が明けて真昼になるよ

病人であることは終わりが見えておりかつそう長期でないときで痛みを伴わないときにはまあまあ悪くなかったりする。これは幼いときに病気の間優しくされていたことと関係しそうだ。ただ、迷惑を掛けるのはそんなに気持ちがよくないし、苦痛の程度によるので、それはまあ病気でない方がいいのは当然でもある。

午前中に耳鼻科に行き、聴力検査で快方に向かっていることを確認。耳鳴りのような違和感が治らなかったのでヒヤヒヤしたが、ステロイド剤の効果ってこんなに早く出るものなのか。夜中の今も低いゴゴゴゴというような耳鳴りがずっと微かに聞こえているが、まあ確かに火曜日に比べると右耳の聞こえはマシになったと思う。気の持ちようかもしれない。

ストレスが難聴の原因でもあっただろう、と考える。私は私のストレスを、その感じやすさを直視しないとならない。ストレスのない環境はあり得ないとしても、私なりにオーダーメイドでストレスを減らした環境を作ってやらないとならない。ストレスが高くなると簡単に体を壊してしまうのだから。弱いなら弱いで、何か施してやらないと、生きるのが苦痛でしょうがなくなる。

ところで、もともと多分低音があんまり聞こえていないという事実(軽度の難聴程度)は意外だった。てっきり、私は集中力がなくて聞き取れないと解釈していたのだけれど、割と、聴力に左右されていた面もありそうだ。とはいえ本当に軽度のものなので、まあどうすることもできない。ふうん、という事実、不運ではないけれど。

耳鳴りに慣れるために久々に出かけるか、と錦糸町。息子の誕生日プレゼント等を買う。アルカキット錦糸町くまざわ書店は選書が素晴らしい。浅草のくまざわ書店も良かったかもしれない。新聞書評のコーナーがあるのはとても助かる、私はこういう風に本と出会いたいのだよ。錦糸町にわざわざ出向く価値がある。浅草もそうだったかもしれない、としても。e-honで注文している本もあるので、たくさんは買わないようにした。

だらだらと帰宅し、本を読んだり昼寝をしたりして夕刻。子どもが風呂場でちょっとした怪我をし、フォローする。マリーンズは雨の中逆転勝利。

そして、昨晩に引き続き私はうまく眠れない。ステロイド剤の副作用ではないかと疑っている。かれこれ15年以上断続的に精神科にかかっているが、不眠の症状で悩むのは中学生以来のような気がする。私はどんなに鬱症状が強くても、割と眠ろうとすると眠れるのである。睡眠の質はともかくとして。夜眠れること、それは私の生きててマシな部分なので、こうしてなんとなく眠れなかったり、寝てもしばしば目を覚ましたりするのはとても苦痛。早く薬を飲み終えてしまいたい。妊娠中もしばしば夜中尿意で起きるので、あれは嫌だったような気がするな。でもすぐ寝付けたんだっけな。

読書会で交わした知見や感想、思いを白日の下に晒すのは勇敢なことだと思った。セックスを赤裸々に語るくらい「詳らか」な感じがする。人によって関心や理解の抽象度が異なることを読んで汲んだりするのは面白かったし、単に、こうして考えを話し合える環境が羨ましい。雑談の中の百合については、かなり解釈が異なってイラッとはしたが。女性性が性的文脈で客体化されるとなぜ嫌なんだろう、百合についてはどうしても敏感になる。個人的な問題かと。

ゲームの流行に合わせて、と言った感で、しかしあのゲームが好きなら選手名鑑のように目を通しても面白いかも。ナカヤマフェスタをもう少し厚くしてほしかった。ホエールキャプチャはアイドルホースには遠かったか……。