sixtyseventh.diary

とりとめはない

2021-11-17 てっぺんまではまだまだ 足はもうガタガタ

なんだか駆け抜けている。

ひとえに、友人が弊社に入社してくれたことが大きく、こう、なまじ付き合いが長いので「あいつグジグジ言ってるし仕事もあんまやってねえんだな」と思われたくない、というのがそもそものモチベーションだった。いや、彼が私にそこまでの関心があるかどうかは知らんというかないだろうが、これは矜持みたいなものだ。何より私は私にめちゃくちゃ関心がある。

そんなわけで今日は入稿ハイと入稿後のミスに気づいてアーとなるやつになったり、ポエムを設計して建築したり、とクリエイターだった。ハイパーコミュニケーションクリエイター。嘘です。

転職しようかと面接を受けていたときに、それなりに私のやりたい、実現したいことに共感してもらえた人がいて、「佐藤可士和ってデザイナーではなくて、もうアートディレクターじゃない。そういう風に、何かのディレクターとしてのロールモデルを築けそうだね」とフィードバックをいただいたのだ。それで、それだ! と思ったのだ。

いやまぁ、じゃあ、今やってること、やるべきことを延長して上に伸ばすとどうなるのか分からないんだけど。何かをつくりだして行くしか居心地は確保できないし、居心地のためには何らかの結果や意義をアウトプットしないと、という焦りがある。焦りがあるがゆえに、今駆け抜けている。

なんか、夏頃に抱いていた組織の違和感の正体みたいなのがフッと見えてきて、それは枯れ尾花ではないのだが、そしてその違和感の正体が通じる同僚がいて、というので、今はその違和感を痛みとしては感じていない。違和感が喜ばしいものでも当然ないにしろ、正体が分かって落ち着いたのだろう。当面転職しようとは思わないし、他の会社でこんなに好き勝手やらせてもらえる訳はないとも思う。今の環境は、自分で頑張って築き上げたご褒美で、それで、そのご褒美を最大限に活用してもっとやりたいことばっかりやる。私にはそれが出来る、という自信にしたい。

なんだかハイなのは、入稿ハイを引きずっているからで、まあ明日は入稿ハイを引きずらないでまた粛々と色んな仕事をやる。