sixtyseventh.diary

とりとめはない

2023-11-12 七五三(4年ぶり2度め)

日付は特定できるものの、酒を飲んだついでに写真館の予約をし、レンタル着物を決めたので、全体的に「誰が決めたかよくわからないがやっていく」というイベントになった(親としては)2度めの七五三。

午前中は上の子供が地元の祭りに行きたいというので、私の風邪(喘息? 鼻炎?)を落ち着かせるために布団にこもる。下の子供も祭りに行った。洗濯物を片付けている途中で腹痛に襲われるが、解決もしないで寝る。

昼めしを食わせて2駅離れた写真館へ。この写真館は上の子の3歳の七五三のときにもお世話になった。先に時間のかかる上の子のヘアメイクと着付け。髪質がなかなかやりづらかったらしい。70を超えているであろう婦人と、私よりはお姉さんであろう婦人で「さらさらね」「ほんとさらさら」「さらさらだわもう」とさらさらさらさら言っていて面白かった。そこら辺にある「雑誌」でも読んで待ってていいと言われたが、そこにあるのは文庫本で、それもなんだか面白かった。婦人がたのやりとりの方がずっと面白かったので「雑誌」は読んでいない。

上の娘の着付けが終わり、下の息子、坊やの番になる。もう足袋を履く時点で「きがえないの!」とキレている。どうする家康だよ〜とあやしても無駄。だが、とりあえず衣装を着せ、泣きべその坊やは写真館の電車おもちゃを五個抱えている。

娘と坊やのペア写真。案の定坊やは思ったように動かないが、一応の撮れ高を得たらしいので安堵する。

娘ソロ写真。娘は顔立ちがよく、衣装映えもかなりよかったので(親バカ)、あれこれとポーズを決めている様もよかった。「あれ?! 3年生かな?!」なんておだてられているうちに気も良くしたらしい。和傘を持って開きかけるポーズにも挑戦しており、ちょっとしたステージママ気分だった。

着物を着せたまま御徒町に帰り、脱がせたら、娘は近所の公園へ。元気だな、と思いつつ体調不良の私は布団へ。七五三というお金のかかる家族セーブポイントを無事に終わらせられて安堵した。お金のかかるとは言ったが、腕のある写真屋さんと着付け込で考えると、まぁリーズナブルかもしれない。夕方には集荷をお願いしたヤマト運輸さんにレンタル着物も預けられたし、まぁとにかくロジを頑張った一日だった。坊やの5歳の七五三はやるかどうか。正直めんどくさいのでよほど写真に適した性格にでもならない限りやらないだろう。彼は可哀想に、端午の節句も祝われていない。