sixtyseventh.diary

とりとめはない

2024-02-16

最終出社日だった。有給消化というわけでもなく、まぁ多少有給は残っているが、私は有給を人より頻回に使うタイプなので何なら欠勤も辞さずに最終出社日とした。退職します、と言ってからあっという間に過ぎた気もする。引き継ぎはどうか、と聞かれても、そもそもポジションとして、前任がいたわけでもないので、何をもって引き継ぎが出来ていると判断していいか結構難しかった。一応、貸与機器は在籍最終日まで所持しているので、最悪どうにかなるだろう。てか、私がいなくても地球は自転も公転もするし、いなくてもそもそも生きてた組織なんだしなんとかなるやろの精神である。すす、っと退社しようと思ったら、無事につかまって一言言うのがなんかもうしどろもどろだった。個体識別できる人々の前で何か言うのが苦手すぎた。でも、本心から、いつかまたこの業界に戻ってきたい、と思っている。

お花、ありがたい。きちんと花瓶に入れました。

できる限りお仕えしたいというのも本心だったが、非常にさまざまな理由から、現時点でそうもいかないと判断したので、一旦卒業ということを選んだ。でも、やっぱり名残惜しい気持ちがある。サポーティブなポジションでなければなぁ。

帰宅後、晩酌。おおめ。

1年と半年もいなかったのだが、本当にありがとう、と環境に思う。途中、休職もしたが、戻らせてくれてありがとう。次の職場でも、私なりに、今いた組織の名を汚さないようにがんばってみよう。がんばりすぎないことを、がんばる。

なんというか、ちゃんとした上司がいた職場が珍しく、すごく学ぶことがあった。ちゃんとした上司ってなんやねんというと、プレイヤーとしても尊敬できるし、マネージャーとしても尊敬できる、といえばいいのか。区役所はともかく、そこから転々としたスタートアップは、プレイヤーとして同じベクトルにいた人があんまりいなかった(人が少ない)から、どういう振る舞い方があるのかの引き出しが広がらなかったかも、と思っている。もちろん、それはそれでのびのび実験できて楽しかったんだけれど。ありがたい環境には変わりない。

次は、よくよく考えると結構違う振る舞いをしていく職場なので、それに気づくと緊張するのである。私は職場ではあくまでボール拾いが得意で、あとは各担当の意見をまとめるのが得意で、後者はいいにしても、前者はさほどスキルとして必要ないかも。と思うと、私の価値出るのかなーーーって気がしてくるのである。意思決定されない課題を見つけてあるべき場所に戻すのが好きなんだよね、それは中にいるからできることなんだよな。

わー! でもとにかく来週から平日何しよう! わずかな期間だけど、なるべく美術館とかいってエンジョイしたいです! といいつつ昼寝をむさぼるかも。