sixtyseventh.diary

とりとめはない

2024-04-07

哲学、西洋哲学のわからんところは西洋の軛を超えられているかというとそうでもないのでは? というところにあり、その論証自体に文句をつける気にはあんまりならないが、そもそも、東洋やアフリカや南米や中東の人間も含まれうる論理なのかというと、自分にはよくわからない(当事者あるいは深い理解者による擁護があるのかわからない)ことだ。美的感覚に色彩がどれくらいを占めるかという話をとってみても、少なくとも東アジアでは墨で描いた絵が当時美とされ残されたわけで、濃淡はあれど色彩、豊かな色彩が芸術において必要と言い切れなかったのでは? とか、色弱者に美がないとも美に貧しいとも言えないのでは? とか、色々考えるのである。そのあたりはおいおい確認してもいいかもしれないね。

今週の少女漫画大河も面白かった。早く小右記を扱ってる本を読まねば〜。