sixtyseventh.diary

とりとめはない

2024-04-13

国立西洋美術館の「どようびじゅつ」プログラムに参加。期待よりずっとずっと楽しいものだった。こういった活動を美術館から提供してくださること、感謝にたえない。私ももちろん主体的に楽しんだ、絵に描かれた木にさほど関心を持ってこなかったが、あえてつぶさに見ると面白い。子どもと一緒じゃなくても、絵をアクティブに鑑賞するやり方の一つをおすそ分けするような取り組みは必要なのかもしれない。絵を見ること、絵を描き出すことの豊かさもまた、人生をよくする。

翻って東京国立博物館中尊寺金色堂の展示は、芋洗いでよく分からなかった。あんまり展示物も多くなく、まあそもそも平泉の中尊寺に行ってそんなに面白いかというと、というところもあるかもしれない。中尊寺のあたり自体は結構楽しいのだけれど、金色堂はあんまりバーンと来なかったんだよな。それでも、金色堂の仏像をまじまじと見つめられるのはかなり貴重な体験ではある。わたしは、地蔵菩薩が同じようで微妙な差異があることが面白く、小学生に興奮して伝えた。小学生は木棺にびびっていた。ショップで、かなり可愛かったので、持国天の足元のあれをモデルにした「邪鬼ぬいぐるみ」を買ってしまった。人が多くてじっくり見られなかったけど、それでも8Kで再現した御堂映像はかなりすごかった。中尊寺金色堂に行くより、圧倒されるかもしれない。でじたるついん?

帰り、ふと焼肉の口になってしまったので東上野で焼肉。うまい。

帰宅後階段でかるくころんでしまい、掌底と膝が微妙に痛む。残念だ。